相変わらず東京では感染者がかなり判明していますが、病院の体制にはまだかなり余裕があるようなので、これ以上に増えなければ再び自粛要請にはならないようですね。スタジオでも感染対策を十分に行って、レッスンや講座を行っています。
●6月1日からスタジオの活動、名古屋と大阪のレッスンを再開しました
スタジオでのレッスンは6月1日から、また今月から名古屋と大阪のレッスンも再開しています。またカルテットのレッスンや理論講座なども感染対策を行った上で実施しています。
講座はスタジオで行っていますが、6月21日は、スタジオでの参加人数を厳しく制限し、あとはオンライン配信で受けていただきました。オンラインのレッスンやこうした講座のやり方は新しい試みですが、少しずつでも習熟してよりよい講座ができるようにします。
たくさんの生徒が戻ってきてくださり、スタジオの稼働率も少しずつアップしています。オンラインでのレッスンも同時に行っており、特に遠隔地の生徒さんにはレッスンの頻度を増やせるという利点もはっきりしました。対面でのレッスンとオンラインレッスンをうまく組み合わせることで、遠隔地の方にも効果的なレッスンを提供できると思います。オンラインレッスンは音質を考慮してDiscordを使用していますが、回線の状態が悪かったりパソコンが古いとかなり厳しいので、そのような場合はZOOMやスカイプも併用しています。
また、オンラインでの相談も受け付けています。特に身体の不調を感じている方は、お気軽にご相談ください。ご相談は当サイトのメールフォームからお願いいたします。
●サラサーテ95号が発売されました
サラサーテ95号は特集が「巣篭もりハンドブック」。オンラインレッスンの効果的な使い方、巣ごもりを強いられる時の体調の管理など、「新しい生活様式」にふさわしいものになっています。私も記事を書かせていただきました。また連載では体調のキープの仕方、不調の発見法などを詳しく説明しています。是非、ご一読ください。アマゾンのリンクはこちらです。
●大阪でのレッスンについて
大阪でのレッスンは、「坂本音楽スタヂオ」で行っています。
次回は8月23日で、10月18日、12月20日を予定しています。お問い合わせは坂本音楽スタヂオまでお願いいたします。
問い合わせ:sakamoto.music.studio.osaka@gmail.com
●Twitter始めました
今更ですが、Twitterを情報発信ツールとして使い始めました。まだ慣れていないのでよちよち歩きですが、毎日なにがしかの情報を発信しますので、フォローよろしくお願いいたします。
柏木真樹音楽スタジオ(@MakiMusicStudio)
●音楽理論講座のお知らせ
前回の講座には、のべ44名の参加をいただきました。ありがとうございます。 以下の日程で、「ちょっとこだわった音楽史」講座を行います。 7月26日、8月9日、8月30日、9月20日、10月25日の5回連続で行います。一昨年に行った音楽史講座の焼き直しですが、 さらに面白いものにしようと思っています。
【音楽史講座の詳細】
**知って面白い、わかって楽しい音楽史。演奏へのアプローチを考えるために**
昨年、最後まで辿りつかなかった音楽史講座を、改めて開講します。
講座は **7/26, 8/9, 8/30, 9/20, 10/25** の計5日(すべて日曜日、**15**時~**19**時)
(東京駒込のスタジオでの開講するものをDiscordで配信します。)
資料は昨年作ったものをリライトし、7月15日ごろに配布します。
(資料には事前に目を通してください。150ページほどあります。)
聴講料(資料代込)はスタジオ、オンライン共に下記のとおり。
1) 昨年の音楽史講座に全て参加された方
1回 2,000円/5回通し 6,000円
2) 昨年の音楽史講座に全てではないが参加された方
1回 3,000円/5回通し 10,000円
3) 昨年の講座に参加されていない方 1回 5,000円/5回通し 20,000円
(オンライン受講環境が整わない方には受講料に準じた費用で講座を録画したムービーの配布も可能です。)
聴講料はスタジオで聴講されるの場合は当日現金にて、オンラインで聴講される場合は事前にクレジットカード、銀行振込のいずれかでお支払いください。
講師 柏木真樹
__第1回 7月26日(日) 歴史へのアプローチと音楽史を学ぶことの意味__
「音楽史」をイメージしたときに、「バロック音楽の次が古典派で……」などと簡単に考えてほしくはありません。 音楽史といっても、歴史を学ぶスタンスを確かなものにすることが必要です。 また、音楽史といってもそれだけで独立したものではありません。 歴史を学ぶことの意味を考え、音楽史を自分なりに理解するきっかけにしていただきたいと思います。
__第2回 8月9日(日) バロック音楽を知ろう__
バロック音楽と簡単に言っても単純ではありません。バロック音楽がどのように成立したのか、そもそもバロック音楽とは何を指すのかを知り、バロック音楽の特徴を理解して演奏に役立ててください。
__第3回 8月30日(日) 18世期後半の音楽:バッハやいわゆる「古典派」を中心に__
政治史を学ぶと「江戸時代」「明治時代」などある程度明確に線引きされた時代分類がされますが、文化史においてはそうしたはっきりした区切りがないことがほとんどです。バロック音楽と古典派の音楽は明確に線引きされたものではありません。18世紀は音楽が「現代化する」変遷期でした。この時期の音楽を知ることは、古典派だけでなくその後の音楽を知るためにとても大切な意味を持ちます。
__第4回 9月20日(日) 古典派からドイツロマン派への流れと音楽の変質__
ロマン派の音楽を独立して考えることはできません。メンデルスゾーン、シューマン、ブラームスに止まらず、ワグナーでさえ自分がベートーヴェン後継者たらんと欲したのです。もちろんその意味合いや結果として遺された音楽は全く異なります。ベートーヴェンの業績を理解することを基本に、ロマン派がどのように展開していったのかを理解していただきたいと思います。
__第5回 10月25日(日) ロマン派以降の音楽__
文化は爛熟期をすぎると次の文化に道を譲るのが普通です。西洋音楽の爛熟期は、和声やリズムが行き着くところまで行きつき、人を惑わす新しい旋律を生む力が弱くなったとき、違う価値観を音楽の土台とし始めます。ロマン派以降の音楽をそうした観点からまとめてみます。
前回よりさらに面白い内容にしようと思っています。ご期待ください!
参加申し込みはサイトのお問い合わせフォームからお願いいたします。
●アズール弦楽合奏団第11回定期演奏会について
3ヶ月ほど練習ができなかったアズール弦楽合奏団ですが、状況の大きな変化がない限り、予定通り11月29日に行います。
アズールにとっては初めての、管楽器を交えたコンサートです。
日時:2020年11月29日(日) 14時開演(予定)
場所:豊洲シビックセンターホール
曲目:ヘンデル:合奏協奏曲 作品6 イ長調
モーツァルト:ヴァイオリン協奏曲第5番 イ長調
モーツァルト:交響曲第29番 イ長調
●5月30日の小田原ライブの代替日
小田原「しずく会」でのライブですが、残念ながら中止になりました。代替日については状況を見ながら早急に決めたいと思います。決まりましたらTwitter、Facebookなどでも告知いたします。