あっという間に夏になってしまった感がありますが、みなさまも体調などを崩されませんようにお気をつけください。
5月21日まで、短い滞在でしたがクレモナに行ってきました。今回もたくさんの収穫がありましたが、時間をとってブログでご紹介しようと思います。
クレモナのワークショップを今年も行います
昨年のワークショップはたくさんの製作家の方々に参加していただき、地元の新聞にも取り上げられて、大きな反響を呼びました。最初はこんな大それたことができるのか、不安ばかりでしたが、今年2回の訪問では「今年は何をやるの?」と、たくさんの製作家から尋ねられ、ワークショップに意義があったことを感じることができました。今回の訪問で、今年の開催も最終決定しました。
● 製作者のためのワークショップ 2017 (仮称)
日時:2017年9月19日から21日 時間未定(10時〜13時になると思います)
場所:クレモナ商工会議所内 Sala Maffei
今年は正式なコンサートは予定していませんが、ひょっとしたら小さなライブをやるかもしれません。やりたいと思っているのですが、昨年の轍を踏まないように、慎重に考えます。
サラサーテ誌の最新号(第76号)が発売されました
サラサーテ第76号が発売されました。レッスンの友社の「ストリング」誌が廃刊してからは、唯一の弦楽器専門誌となってしまいましたが、毎号、意欲的な特集を組んで頑張っています。是非、御購読ください。
今号の特集は「見よう、聴こうオーケストラ」です。オーケストラに憧れている人も多いと思いますが、ドイツと日本のオーケストラを取り上げ、メンバーのインタビューなど、普段は触れることができないオーケストラの内側を見せてくれます。
もう一つの特集は「音色を作る」です。カヤレイ先生、須田祥子先生とともに、音色の作る考え方を書かせていただきました。是非、後一読ください。
また、誌上レッスンも続けています。次号のモニターはすでに決まっていますが、78号以降にモニターとしてレッスンを受けたい方は、編集部までメールかファックスで申し込んでください。
サラサーテ編集部 メール(info@sarasate.jp)
ファックス 03-6685-5913
大阪でのレッスンを開始します
大阪でレッスンを開始します。3、4ヶ月に1回になります。レッスンは大阪の坂本音楽スタヂオが主催になりますので、以下の要項をお読みになってお申し込みください。第1回目は7月9日です。
・・・以下、坂本音楽スタヂオのFacebookページからの引用です・・・
このたび、ヴァイオリン指導者としてサラサーテ誌に連載
初回のレッスンは7月9日(日)で、以降、3~4ヶ月に
レッスンは坂本音楽スタヂオ(大阪市福島区)にて行い、
1レッスンは 原則60分 です。
(既に柏木先生のレッスンを受講している方で、先生から
受講料は 60分 10.000円( 30分 6.000円 / 120分 15.000円 )で、事前にお支払いただいた順に枠を確保いたします。
決済方法は下記のいずれかです。ご都合のよいものをご利
・Paypal にてお支払い(メールにてご請求をお送りします。支払い
・坂本音楽スタヂオにて、現金またはクレジットカード(
・指定の口座(三井住友銀行 または 楽天銀行)にお振り込み
お申し込みは sakamoto.music.studio.osak
メールには以下の情報をお書き添えください。
・お名前
・お住まい(「○○県○○市」 程度までで結構です。詳細なご住所は不要です。)
・これまでに柏木先生のレッスンを受けたことがあるかど
・柏木先生に相談したい内容(初めての方は詳細に記入の
・受講したい時間帯(午前中(9時~12時)/午後(1
詳細な時間割は、柏木先生と相談のうえ5月末をめどに
・ご希望の決済手段(Paypal/現金/クレジットカ
なお、スタヂオの広さの都合、レッスンの聴講や見学はで
レッスンはヴァイオリン、ヴィオラを演奏する方のみでは
お問合わせについては坂本音楽スタヂオ宛にメールにてお
sakamoto.music.studio.osak
(参考:柏木先生に相談できる内容例)
・腱鞘炎、五十肩など、身体のトラブルを抱えている
・演奏時の身体の使い方などに悩みがある
・特定の奏法がうまくゆかない
・読譜力や音感などがうまく習得できない
・いまついている先生に疑問があるので相談したい
・壊れているわけではないが楽器の状態がよくないので改
(キャンセルポリシー)
・ご入金日以降、6月末日までの間にキャンセルのご連絡
・7月に入ってからレッスン前々日までにキャンセルのご
・前日以降のキャンセル連絡、または連絡なしにいらっし
[主催] 坂本音楽スタヂオ
Facebookにスタジオのページを作成しました
情報の発信方法が多様化しましたが、私もあれこれと考えています。このサイトのコンテンツは、20〜10年前までに書いたものがほとんどで、内容自体にはほぼ問題はありませんが、多少書き足したり書き直したりしたいものが多くなりました。少しずつ内容を更新していきたいと思っていたのですが、なかなかチャンスがありません。しかし、グダグダ言っているだけでは何も進まないので、Facebookの新しいページに少しずつ連載の形で書いていこうと考えました。ある程度内容がまとまったら、このサイトのコンテンツにしようと思っています。
現在は「音程を良くするにはどうしたらよいか」というテーマの連載と、「アンサンブルの練習のために」という2本の連載を続けています。
Facebookの私個人のページは「友達」限定ですが、新しいスタジオのページは完全に公開ですので、どなたでもアクセスできます。是非、アクセスしてみてください。
生徒さんの募集について
最近問い合わせをいただいた体を痛めた方から「サイトの案内が不親切で敷居が高く、メールするのになかなか踏ん切りがつきませんでした」という指摘をいただきました。あまりたくさんの方を拝見することは難しいのですが、体を痛めた方や真剣に悩んでいらっしゃる方が問い合わせに躊躇するようでは本意ではありません。特に、体のことは、大きな問題になってしまう前に拝見できれば、と痛恨の思いを何度か経験しました。そのためにトップページにも、ご案内をさせていただくことにしました。
●生徒さんの募集について
当教室は、生徒の募集について一切の制限をしておりません。「初めてなのにとてもお願いできない」ということは全くありません。むしろ、真剣に上手になりたいのであれば、最初からしっかりしたレッスンを受けた方が回り道をせずに済みます。お気軽にお問い合わせください。
体に痛みや違和感を感じている方は、できるだけ早いうちに正しい対処をすることが望ましいのですが、原因がわからないままにあれこれと工夫をしてしまうと、より悪い状態になってしまうことも少なくありません。体の問題については、ヴァイオリン・ヴィオラに限らず、他の楽器の方のご相談でもかまいません。できるだけ早くご相談くださ い。サラサーテ誌の第67号(10月末発売号)の特集にも記事を書いていますので、そちらを参考にしてください。
現在は、名古屋の教室は「ほぼ」いっぱいですが、東京の教室は、平日の夜と土日の曜日・時間指定のレッスン以外には多少空きがあります。名古屋でのレッスンについても、体のことでお悩みの方は、お気軽にご相談ください。できるだけ配慮します。
今後の予定
9月10日 ストリングス・アズール演奏会
今回は、「歴史の転換点、18世紀の音楽を見渡す」というテーマで行います。
場所:墨田トリフォニー小ホール
時間:17時開演(開場 16時30分)
曲目:C.P.E.バッハ:シンフォニア 変ホ長調
アルビノーニ:オーボエ協奏曲 ニ短調
テレマン:ヴィオラ協奏曲
ハイドン(注):おもちゃの交響曲 他
オーボエ独奏 小林 彩子 ヴィオラ独奏 柏木 真樹
(注)「おもちゃの交響曲」は長い間ハイドンの作品とされてきましたが、現在はオーストリアのアンゲラー神父によって書かれたものという説が有力です。
9月19、20、21日 クレモナ・ワークショップ
日時:2017年9月19日から21日 時間未定(10時〜13時になると思います)
場所:クレモナ商工会議所内 Sala Maffei(予定)