2017年になりました。昨年は、みなさまに支えられ、新しいプロジェクトもやり遂げることができました。本年も昨年以上に気合を入れてレッスンや諸活動を続けていきたいと思います。どうぞ、よろしくお願いいたします。
約2年遅れですが、1冊めの著書「楽器とオーケストラ入門」の全面改訂版の制作が、ようやく最終段階になりました。春までには出版できるはずです。今年は、さらに「身体の作り方・使い方」の中級編を上梓しようと思っています。本を仕上げるのはとても大変ですが、何とかここまでは今年中に、と思っています。
クレモナ関連ですが、今年もワークショップを行うつもりです。現在、現地と調整中ですが、詳細が固まるのは5月頃になるのではないかと考えています。昨年のワークショップが、期待していた以上の反響があったので、今回はある意味で「上手くいって当然」というプレッシャーがかかるとは思いますが、それを撥ね退けてよいものを作りたいと思っています。
Facebookにスタジオのページを作成しました
情報の発信方法が多様化しましたが、私もあれこれと考えています。このサイトのコンテンツは、20〜10年前までに書いたものがほとんどで、内容自体にはほぼ問題はありませんが、多少書き足したり書き直したりしたいものが多くなりました。少しずつ内容を更新していきたいと思っていたのですが、なかなかチャンスがありません。しかし、グダグダ言っているだけでは何も進まないので、Facebookの新しいページに少しずつ連載の形で書いていこうと考えました。ある程度内容がまとまったら、このサイトのコンテンツにしようと思っています。
Facebookの私個人のページは「友達」限定ですが、新しいスタジオのページは完全に公開ですので、どなたでもアクセスできます。是非、アクセスしてみてください。
サラサーテ誌の誌上レッスンの受講生を募集しています
2016年5月発売のサラサーテ70号から、誌上レッスンを行っています。思いがけず、初学者からベテランまで幅広いモニターさんを拝見しました。実際に行われたレッスンの内容は、サラサーテ誌をご覧ください。モニターの演奏者のレヴェルは問いません。楽器を弾く上で悩みがある方、レッスンを希望される方は、サラサーテ編集部までご応募ください。詳細は本誌をご覧ください。
サラサーテ編集部 メール(info@sarasate.jp)
ファックス 03-6685-5913
生徒さんの募集について
最近問い合わせをいただいた体を痛めた方から「サイトの案内が不親切で敷居が高く、メールするのになかなか踏ん切りがつきませんでした」という指摘をいただきました。あまりたくさんの方を拝見することは難しいのですが、体を痛めた方や真剣に悩んでいらっしゃる方が問い合わせに躊躇するようでは本意ではありません。特に、体のことは、大きな問題になってしまう前に拝見できれば、と痛恨の思いを何度か経験しました。そのためにトップページにも、ご案内をさせていただくことにしました。
●生徒さんの募集について
当教室は、生徒の募集について一切の制限をしておりません。「初めてなのにとてもお願いできない」ということは全くありません。むしろ、真剣に上手になりたいのであれば、最初からしっかりしたレッスンを受けた方が回り道をせずに済みます。お気軽にお問い合わせください。
体に痛みや違和感を感じている方は、できるだけ早いうちに正しい対処をすることが望ましいのですが、原因がわからないままにあれこれと工夫をしてしまうと、より悪い状態になってしまうことも少なくありません。体の問題については、ヴァイオリン・ヴィオラに限らず、他の楽器の方のご相談でもかまいません。できるだけ早くご相談くださ い。サラサーテ誌の第67号(10月末発売号)の特集にも記事を書いていますので、そちらを参考にしてください。
現在は、名古屋の教室は「ほぼ」いっぱいですが、東京の教室は、平日の夜と土日の曜日・時間指定のレッスン以外には多少空きがあります。名古屋でのレッスンについても、体のことでお悩みの方は、お気軽にご相談ください。できるだけ配慮します。
音楽理論講座
「音が音楽になるとき」と題した講座を3回にわたって行ってきました。1月にはその総集編として、実践的な方法で「音を音楽にする」ことを考えたいと思います。ふるってご参加くださいませ。
第35回音楽理論講座「音が音楽になるとき4・・・音楽的な演奏を実践する」
[日時] 2017年1月15日 15:00-19:00
[場所] 柏木真樹音楽スタジオ
[参加費] 一般:4,000円 生徒:3,000円(資料代500円)
これまで3回にわたって「音が音楽になるとき」の講座を行ってきました。今回は最終回で、具対的に曲を取り上げて、音楽的な演奏になるまでを解説します。音楽的な常識を踏まえることだけでなく、時代や地域、作曲家による違いをどのように考えるのかなども踏まえ、表現方法の多様性にも触れてみたいと思います。参加者のリクエストも受け付けますので、ぜひ、ご参加ください。
第36, 37回音楽理論講座「身体の使い方をレヴェルアップする」
「音が音楽になるとき」の次は、2回連続で理論講座を行います。今年の秋に出版(できるように頑張ります!!)予定の、身体の使い方中級編の内容に沿って、身体の使い方を見直すためのお話をさせていただきたいと思います。
● 第36回 2月26日
● 第37回 3月26日
詳しい内容は、決まり次第、告知いたします。
今年の予定
今年の大まかな日程です。決まり次第、加えていきます。