サラサーテ誌の取材で、クレモナに行ってきました。思いがけず長逗留になったのですが、まだまだ行きたいところ、知りたいことがたくさん残りました。それでも、多くの
収穫があり、人生の中でもとてつもなく大きな経験もすることができました。クレモナでの貴重な経験の一部を、ブログに順に書いています。
素晴らしい機会を与えてくださったサラサーテ編集部に心より感謝いたします。また、現地でお世話になった多くの製作者の方々にも、心より御礼を申し上げます。
生徒さんの募集について
最近問い合わせをいただいた体を痛めた方から「サイトの案内が不親切で敷居が高く、メールするのになかなか踏ん切りがつきませんでした」という指摘をいただきました。あまりたくさんの方を拝見することは難しいのですが、体を痛めた方や真剣に悩んでいらっしゃる方が問い合わせに躊躇するようでは本意ではありません。特に、体のことは、大きな問題になってしまう前に拝見できれば、と痛恨の思いを何度か経験しました。そのためにトップページにも、ご案内をさせていただくことにしました。
●生徒さんの募集について
当教室は、生徒の募集について一切の制限をしておりません。「初めてなのにとてもお願いできない」ということは全くありません。むしろ、真剣に上手になりたいのであれば、最初からしっかりしたレッスンを受けた方が回り道をせずに済みます。お気軽にお問い合わせください。
体に痛みや違和感を感じている方は、できるだけ早いうちに正しい対処をすることが望ましいのですが、原因がわからないままにあれこれと工夫をしてしまうと、より悪い状態になってしまうことも少なくありません。体の問題については、ヴァイオリン・ヴィオラに限らず、他の楽器の方のご相談でもかまいません。できるだけ早くご相談くださ い。サラサーテ誌の第67号(10月末発売号)の特集にも記事を書いていますので、そちらを参考にしてください。
現在は、名古屋の教室は「ほぼ」いっぱいですが、東京の教室は、平日の夜と土日の曜日・時間指定のレッスン以外には多少空きがあります。名古屋でのレッスンについても、体のことでお悩みの方は、お気軽にご相談ください。できるだけ配慮します。
クレモナレポート!
サラサーテ誌の第67号(10月末発売)第68号(12月末発売)に、クレモナレポートを掲載させていただきます。特に第68号には、少し変わった視点からクレモナをレポートしようと思います。編集部も、今回は「気合を入れて」取材をしていました(笑)。編集部の特集記事と合わせて、是非、お読みください! クレモナの現在が見えてくると思います。
スタジオ・コンサートのお知らせ
11月24日(火)に、スタジオで、バロック・ヴァイオリニストの佐藤泉さんといつもお世話になっているチェンバリストの鷲崎美和さんによる小さなコンサートをいたします。(開演14時の予定)
- G.F.ヘンデル: ヴァイオリンと通奏低音のためのソナタ ニ長調 HWV 371
- J.S.バッハ:ヴァイオリンとチェンバロの為のソナタ ロ短調 第1番 BWV 1014
- 無伴奏ヴァイオリンのためのパルティータ第二番ニ短調よりシャコンヌBWV1004 他
お申し込みは、以下のページをご覧ください。
https://www.facebook.com/events/905499172859151/
延期させていただいた理論講座を11月23日に行います
突然の中止でご迷惑をおかけしましたが、11月23日に「音楽理論講座No.28 速いパ ッセージに対応する」を行います。ふるってご参加下さい。詳細はこちらをご覧くださ い。
- 11月23日(月・祝) 速いパッセージに対応する
各回とも15時から19時まで。会場は柏木のスタジオです。
参加費は、生徒は3000円、一般は4000円
講座では、サラサーテ誌に連載している練習法やチェック法を実際にやっていただいたり、書ききれなかったことなども解説します。詳細は下のレクチャーの項目をご覧ください。
サラサーテの連載を続けています
第64号から、一歩進んだ身体の使い方の連載を始めました。全6回の予定です。内容は以下の通りです。この連載は、拙著「ヴァイオリンを弾くための身体の作り方、使い方」の続編の内容からピックアップしたものです。是非、ご覧ください。
- サラサーテ連載【身体の使い方/応用編】
- 第一回 総論:動きのコントロールを覚えよう(発売中)
- 第二回 大きい音、強い音を手に入れよう(7月初旬に発売予定)
- 第三回 速い動きをこなせるようになろう←今回の講座
- 第四回 右手と左手を一致させる
- 第五回 身体の使い方の「プラスワン」を覚えよう
- 第六回 表現を大きくする身体の使い方を知ろう
アズール弦楽合奏団コンサートにご来場くださってありがとうございました
今までになく入場者が多かったのですが、もっともっとたくさんの方に聞いていただけ るよう、これからも頑張っていきたいと思います
「ヴァイオリンを弾くための身体の作り方、使い方」が重版になりました
おかげさまで、思ったより早く「ヴァイオリンを弾くための身体の作り方・使い方(基礎編)」(せきれい社)が重版されました。そろそろ書店でも買えると思います。よろしくお願いいたします。