今日は、珍しくチェンバロの演奏会を聴きに行きました。発表会でチェンバロをお願いすることになった鷲崎美和さんのリサイタル。鷲崎さんは、昨年までベルギーなどに留学していた、気鋭の新進チェンバリストです。場所は、中目黒駅近くのGTプラザホール。150人ほどのこぢんまりしたホールです。使用楽器は作られてから数年の日本人のもの。おそらくフレンチモデルだと思います。曲目は、
ジョス・プトミー(1687−1779)
『序曲—アンダンテ、ラ・ダンドリュー、アニエスのロンド』
ジョセフ・エクトール・フィオッコ(1703−1741)
『アルマンド、ラ・レジェール、サラバンド、ジーグ
ジャン・バティスト・アントワーヌ・フォルクレ(1699−1782)
『ラ・ラモー、ラ・ルクレール、ラ・クープラン、ラ・フォルクレ』
ジャン・バティスト・レイエ(1680−1730)
『アルマンド、コレンテ、サラバンド、ガヴォット、ミヌエット、ジガ』
クロード・ベニーニュ・バルバートル(1727−1789)
『ラ・ドゥ・カーズ』
ラ・デリクール・ジャック・デュフリ(1715−1789)
『シャコンヌ』
という、フランスとベルギーの18世紀のものです。もちろん、知らない曲ばかり(苦笑)。フィオッコの名前は、ヴァイオリンの人には御馴染みですが・・狭い空間でチェンバロを聴くのは、とても落ち着くものです。思いのほか華やかななものもあり、とても楽しめました。生徒ではなくて、私が一緒に演奏させていただきたいものです(笑)。