前回の日記に腱鞘炎の後遺症のことを書いたので、たくさんの方にご心配をかけてしまいました。申し訳ありません／ありがとうございました。その後ですが、あまり状態は芳しくなく、珍しくてこずっています。タイミング悪く冷え込みが厳しくなってしまったのも影響していると思うのですが、かなり明確な痺れがとれません。先週のように、一日中痺れが続いているということはなくなったので少し落ち着き始めているとは思うのですが・・・来週からまたしばらくコンサートが続く（11／24、29、12／13、16）ので、今のうちになんとかしてしまわないと、と思います。新曲３つと久しぶり（25年以上！！）の曲が１曲あるので、練習にもかなり時間がかかるはずです。

私のところには、生徒から体のことについての相談がよくあります。一昨日も、「捻挫しちゃった」というSOSの電話がありました。もちろん、私は医者ではありませんので治療をすることはできませんが、昔整体の先生に教わった方法を伝えることにしています。私自身、この方法でかなり楽になるので（多くの場合、腫れなくてすむので冷湿布をする必要がない）実行しています。こうして冷やさないで回復すると、後遺症はほとんど残らなくて済むようです。炎症を押さえるために冷湿布をすることがやむを得ない場合もあるでしょうが、できるだけ体の自己修復能力を落とさない状態が望ましいのではないかと感じています。

体の自己修復能力を使えない状態に陥ってしまう人は少なくありません。安易に薬に頼ったり、代謝の悪い状態を放っておいたりすると、回復力は明らかに落ちます。リンパ腺のマッサージをしてもらうと「痛くてできません」という人も多いのですが、体の状態があまり悪いと、よい演奏／練習ができないことは明らかですね。