連休中に行われた、毎年恒例の弦楽器フェアに、少しだけ(2時間ほど)行くことができました。制作者協会の会員の楽器だけでなく、たくさんの楽器が展示されているので、とても勉強になります。毎年、できるだけ行くようにしているのですが、今年は飛び入りのレッスンなども入り、初日に少し見ることができただけでした。フェアの時にしかお会いできない制作者の方もいらっしゃるので、その意味でも出かけておきたいのです。
今年は、協会員の楽器は、20台ほどしか弾くことができませんでした。気になっている作家の作品を重点的に弾かせていただきました。毎年のように弾いていると、完全に自分のスタイルを確立されていて、毎年一定の水準の楽器を展示されている方がいらっしゃる一方で、1年で明らかに変化している作家もいて、とても面白いですね。今年も、私が見た範囲内で二人ほど、昨年と明らかに質の違う楽器を出品されている作家がいました。どちらも、まだ「値段が高くない」作家の楽器で、これらは値段の割りに「お買い得」だろうと思います。見逃した楽器の中にも素敵なものがあったかもしれないと思うと、残念です。
楽器を買い替えることを考えている方にとっては、一度にたくさんの楽器を見ることが出来るこのフェアは、とても貴重な場だと思います。昨年も今年も、買い替えを検討している生徒と一緒に会場を回りました。
今年弾かせていただいた楽器の中には、1000円以上するものも何台かありました。どれも素敵な楽器でしたが、やはり良いものは高いですね(涙)宝くじでも当たらないかしら(苦笑)