先日、レイトスターターが主催している合奏のオフ会に参加した。主催しているのは、ヴァイオリンを始めてまだ日の浅い女性。
主旨は、
アンサンブル・アプリコット・・・
「弦楽器初心者だけど、合奏をしてみたい!」こんな思いから生まれた弦楽合奏の集まりです。技術的に取り組みやすい曲を選んで和音の美しさや、掛け合いの楽しさを、分かち合っていきましょう♪
〜いつ合奏するの?〜
2か月~3か月に1度くらいのペースで、週末を利用して、半日程度の予定です。
〜どこで合奏するの?〜
公共施設の音楽練習室を利用します。(東京の大田区民ホール「アプリコ」内のスタジオを利用することが多いです)
(※但し、アンサンブル・アプリコットは「アプリコ」の専属ではありません。関係はありません。)
〜費用は?〜
会場使用料や通信費等の諸経費を、参加者が等分に負担します。
(HPから引用)
オケじゃなくて弦楽合奏という点は違うが、まさに当初の「ドレ会」のような集まり。実際には何人かのヴェテランが練習の助けをしていて、「助っ人」のいたドレ会ともよく似ている。
僕がドレ会に初めてであったときの衝撃を考えると、合奏体が弦楽器だけという点でインパクトが少ないが、それにしても、久しぶりに新鮮な気持ちになった。合奏をしたい、という強烈な欲求を持ったレイトスターターは、とても多いようだ。
あちこちのサイトに「オフ会」のお知らせが書かれている。全部が全部、コンセプトが同じだとは思わないが、インターネット全盛の時代、こういうオフ会が開きやすくなったのも事実だ。
FCLAの時代は、「パソコン通信」という、一種の「エリート意識」を持った人の多い集まりだったのが、インターネットになって少し様相が変わっている気もしている。
こういう集まりがあちこちにあるならば、少しずつ「本物」に触れたいと思う人も増えるだろう。それが「聞く側」「教わる側」の要求の高さにつながれば、日本のクラシック事情ももっと良くなるかもしれないと期待してしまうのは僕だけだろうか?