音程を捉える能力について、いくつかの疑問が生じました。周波数をファクターとして分離できないケースに直面したからです。ひょっとしたら、音楽教育が根底から覆ってしまう可能性すらある問題です、というか、私の推測が当たっていたら、現状の音楽教育が全く無意味になってしまうケースが多発する可能性が高いでしょう。
周波数をファクターとして分離できない、とは、「音程がわからない」ということとは全く異なります。音程の判断に、周波数以外の要素の助けを借りている、ということです。ですから、この方がヴァイオリンを弾くと、そこそこの音程で弾くことができます。ところが、歌を歌ってヴァイオリンでなぞってもらうと、全く音程が乖離するのです。もちろん、すぐに思い当たる「経験値の不足」「楽器の違いになれていない」「音程を声でコントロールできない」ということではありません。いろいろと実験をしているところですが、ある程度様子が見えたら、まとめてみようと思います。
しかし・・・最近、次々と新しい問題が起きてきます。新しいテーマがあることはとても楽しいことですが、時間が・・・