アズールの練習も、曲が中心になりました。発表会とはいえ、ステージを踏むためにはそれなりの覚悟が必要です。自然に、私の要求も厳しくなっているかもしれません。 最近は、アズールの状態がやや変化したように感じるようになりました。メンバーが耳や頭をきちんと使い始めたように思うのです。最初は単音ですら合わせることができなかったことを思うと嘘のようです。ただ、まだ徹底しているとは言えません。
今日も面白いことがありました。比較的音程良く進行していたときに、突然変な音が混ざりました。どうも、セカンドヴァイオリン全員の「ドミソのミ」が旋律音程になっているようです。確認してみると、その和音だけ、「セカンドは低め」という指示をし忘れていたようでした。基本的には、和音がはっきりとしているところの第三音は「低め」と指示しているのですが、最近は明らかなところは自主的にそうしてくれるようになっていたのですが・・・しかし、和音でとるところと違うところがこれだけハッキリしていると、言っていることが浸透してきたのだな、とも思います。