今年も弦楽器フェアを見に行きました。日程的に無理だと思っていたのですが、日立でのコンサートの後に特急に飛び乗ることができ、なんとか時間がとれました。去年はたくさんの生徒を引き連れて大名行列のようになってしまったのですが(苦笑)ことしはいたってシンプルに。
弦楽器フェアを見に行く目的は、注目している日本人の作家の楽器がどのように変化しているかを知ることと、楽器商や海外の制作者のブースを見て回ることです。毎年のウォッチしていると、変化があったり新しい発見があったりして楽しいものです。年に1度、弦楽器フェアでしかお会いできない制作者の方もいて、その方達とお話をするのも目的のひとつでもあります。
今年は不況の影響でしょうか、だいぶブースが減っていたようです。毎年のように出店していたメーカーやディーラーのなかにも、今年は見られなくなってしまったものがいくつかありました。その分、通路のスペースには余裕がありましたが、やはり寂しい限りです。
今年も「あ、作り方変わったな」と思った制作者が何人かいました。お話を伺っていると、工夫をされている様子がわかってとても興味深いものがあります。また、楽器商のブースでかなり良い楽器も弾くことができました。
来年はまた、「見てみたい」という生徒と一緒にまわってみたいと思います。