21世紀になって、7回目の年が明けました。今年はどんな年になるのでしょうか。みなさんにとって、今年が思い出に残る良い年になりますように。
私にとって2006年は、とてもめまぐるしくもあり、いろいろと得るものも多い年でした。おかげさまで、多くの生徒さんにも恵まれ、充実した一年だったと思います。今年は、さらにみなさんにとって役に立つ教えてとなれるように、精進したいと思います。
今年の最初の問題は、アシスタントのことです。現在、二人のアシスタントの先生にお手伝いしていただいているのですが、レッスンを受けたいという問い合わせがとても多く、アシスタントの先生も、それぞれの事情があって、これ以上レッスンをお引き受けできなくなる日も近いと思われます。もう一人か二人、お手伝いしていただける先生が欲しいのですが・・・
私の指導法は、ヴァイオリンを教える方法論としては、かなり個性的なもので、理解していただくためにはかなりの時間がかかります。現在のアシスタントの先生たちも、私と違って専門教育を受けられた(桐朋・東京音大)方たちですが、私のレッスンをしばらく受けてから、レッスンを受け持っていただくようになったのです。私のレッスンに立ち会っていただいたりもしました。結果として、現在はとても良い状態でお手伝いしていただいているのですが、こうした手間をかけないと、一貫したレッスンにならないのです。レッスンの方法論やシステムは、単純にマニュアル化できるものではありません。もちろん、たくさんの文字化された資料を使ってはいますが、実地で覚えていただかなくてはならないことも多いからです。
もう一つの問題は、私がわがままだということでしょうか(苦笑)
こんな条件でもアシスタントをやっていただけるという先生候補がいらっしゃったら、とてもうれしいのですが・・・なかなか難しそうです。
はなから、半ば愚痴のような書き方で申し訳ありませんが、今年一年、どうぞよろしくお願いいたします。