早いもので、名古屋に通い始めて一年が経ちました。最初は続くのかどうか不安もありましたが、「名古屋組」の熱心さに引っ張られて、どうやらしっかりと定着したようです。
以前にも書いたのですが、名古屋のレッスンは毎回「グループ個人レッスン」状態です。全員がほぼ一日かけて、自分のレッスンを受け、他の人のレッスンを見学し、一緒にできることをやり、人の前で弾き、反省する(飲む、とも言います)、という状態なのです。話ができることが格段に増えますし、生徒さんたちのつながりもとても上手く行っていて、非常に効率の良い作業ができているのではないかと思います。こうしたレッスンをすることができるのはとても贅沢なことですが、できるだけ続けていきたいと思っています。
今回は、現在「先生修行中」のアシスタントも同行しました。私と異なり、正規の音楽専門教育を受けてこられた方ですが、先生としてはこれからの方です。とても熱心にレッスンを見に来られていて、来年早々には少しずつレッスンを分担することになりそうです。