今回のお題目は、和声の予定だったのですが、積み残しを最初に片付けて、和声はほんの触りの部分で終わりになりました。理論的なことはごくごく簡単なことにとどめ、実践形式で和声を考えてもらうことができたと思いますが、理解した人は半分くらいかな(苦笑)。風邪でドタキャンの人も多かったので、もう一度やらないとダメかもしれません。ともかく、来年は、さらに内容を充実させた講座をやろうと思います。
****今回の目次*************************
楽曲を演奏するための音楽理論Ⅱ
● 音符の長さとスラーの意味、アーティキュレーション
(1) アーティキュレーションとフレーズ
1) アーティキュレーション
2) フレーズ
(2) 音符の長さが一定ではない例とその理由
1)演奏法上の理由
2)様式的な理由
3) リズム的な理由
4) 和声的な理由
5) アゴーギクなどの理由
6) 音響的理由
(3)音符の長さをどのように捉えたらよいか
1)拍、リズムによる基本的な違い
2)アーティキュレーションの考え方
3)様式、時代や奏法による違い
4)表現方法の違い
5)強弱と音符の長さ
(4)スラーの意味を判別すること
1)スラーそのものの問題
2)レガート・スラーで起こる問題
3)リズム的要素
【1】和声を感じることの重要性
(1)和声とは何か
(2)和声を感じることとその効果
【2】ヴァイオリンを演奏するにあたって必要なごく簡単な和声の知識
(1)和音の種類とその名前
1)3和音
2)4和音
3)その他の和音
(2)和音の基本形と転回形
1)基本形
2)第一転回形
3)第二転回形
4)第三転回形
(3)和音の持つ機能
1)主和音の機能
2)属和音の機能
3)下属和音の機能
4) 機能進行
(4)和音の進行と非和声音
【3】 和声を感じて演奏するために