一昨日(10日)、第2回のレクチャーコンサートを行ないました。多くの方のご来場、ありがとうございました。今回は、バロックの音楽をチェンバロとモダンヴァイオリンで聞いていただくこと、バロック音楽をモダンヴァイオリンでどのように表現するか、ということをテーマにしたコンサートでした。
結果的に、自分自身の演奏には合格点は付けられません。もっと良い演奏ができたはずで、心残りです。原因ははっきりしていて、バロック音楽を表現する方法論に熱中して、基本的な練習が足りなかったことです。ほとんどの曲が、初見で「ある程度」弾けるものだったために、易しいところの練習を怠っていたことが最大の問題です。演奏会にかけるためには、もっと緻密な練習が必要だと言うことを痛感しました。結果的に、チェンバロの鷲崎さんにおおいに助けていただいたと思います。
バロック音楽の表現法については、ある程度、感じていただくことができたようです。私自身がまだ模索中ではありますが、みなさんがバロック音楽を楽しめるような弾き方/考え方を、これからもじっくり考えていきたいと思っています。
この企画は、秋以降に再開する予定です。今後とも、よろしくお願いいたします。