アズールの練習後、買い替え予定の生徒の楽器を見に、ある楽器屋さんに出かけました。楽器屋さんとの付き合い方が難しいことは、サラサーテなどにも書かせていただきましたが、そこは私が信頼しているところの一つです。
前回の日記にも書きましたが、私は楽器屋であれこれと弾き比べをするのが大好きで、何かチャンスがあるたびに出かけています。楽器屋さんによって対応、出されてくる楽器・弓、値段なども全く異なり、いろいろなことがわかります。最近は、100万以上の楽器を探していると、ほとんどが新しいイタリアのものを出してきますが、やはりイタリアンは人気があるのでしょうね。
今回は、ちょっと古めの楽器です。もちろんイタリアのものではありませんが、とても良い楽器で、提示された値段とは思えない楽器でした。昨年から楽器を探していた生徒さんも、ちょっと弾いただけで大喜び。普段から練習熱心な方ですが、これでますますヴァイオリンにはまってしまうかもしれません(笑)。
ところで、最近中国製の安価な弓を見るチャンスがありました。値段からすると、導入用として十分買いやすい値段であるにもかかわらず、とても性能が良いのです。サラサーテの記事に「中国恐るべし」ということを書きましたが、こんなものがでてくると更にその思いを強くしました。数年前まで「中国製なんて」と言っていた自分が恥ずかしい限りです。