今日は、体の不調で一月半ほどお休みしていた方が久しぶりに見えられました。突然の入院で、大変な思いをされたようですが、ボウイングを拝見してびっくり。私のレッスンを受け初めてまだ8ヶ月目の方なのですが、腕の運動がほとんど壊れていないのです。入院で筋肉が落ちてしまったために、弓を持つ状態がやや不安定になったことが残念ですが、腕の運動のバランスは入院前とほとんど変化がありません。「すごいですね」と声をかけたら、なんと・・入院先に弦を入れるパイプケースを持ち込んで、シャドウボウイングをやっていたそうなのです!! 私のお弟子さんたちは皆さん大変練習熱心で、私はとても幸せな教え手だと思っているのですが、今回はさすがにびっくりしました。急な入院で、ほとんど「とるものもとりあえず、痛みも酷い」という状況だったのだそうですが、それなのにトレーニングを欠かさないとは!!
持ち込んだ弦のケースは看護士さんたちの興味の的だったそうで、しばらくしたら「おずおずと」一人の看護士さんが「何に使うのですか」と尋ねてきたそうです(笑)。この熱心さは、きっと大きな力になるでしょうね。