音楽とは直接関係ありませんが・・・
スティーブ・ジョブズが56歳の若さで亡くなりました。アップルのCEOを退いた時、「もう長くはないのでは?」と思ったのですが、それにしても予想以上に早い訃報にびっくりしています。
私が初めてMacを買ったのは、もう20年も前のことです。当時は目が飛び出るほど高かったのですが、中古で何とか購入したマシン(ⅡFX)が、私にとってはMacデビューになりました。それ以来、数えてみるともう7代乗り継いでいることになります。現在は、MacBook Airをメインマシンにして、仕事をしています。仕事場には他にもiMacなどがあり、iPhoneも使うという、Appleづくし。私にとっては、他のパソコンは考えられなくなっています。(もっとも、Macには一応Windowsも積んでありますが)
ジョブズは、性格的にはかなり問題視されてきましたが、その独創性と決断力は、やはり「ただ者ではない」と言えるでしょう。ジョブズがいなかったら、ひょっとしたら、マウスもアイコンもなかったかもしれませんし、インターネットもこれほど使い勝手が良くなっていなかったかもしれません。ある意味で、歴史を変えた1人だと思います。
同世代の訃報は、自分を振り返る契機にもなりますね。私は、音楽家として実際に活動を始めたのがとても遅いので、まだまだやりたいことは山のようにあります。あと20年、いや、30年は頑張りたい。頭の中にあるアイデアや、まだまだ解決しなければならない問題をたくさん抱えて、少し焦っているかもしれません。
ジョブズほどの業績が遺せるとは到底思えませんが、私のやることが少しでも役に立つ人が増えることを念じながら、彼の死を自分なりに追悼したいと思います。