●9月28日の日記
この日は、北区の老健施設「さくらの杜」でのコンサート。初めは年4回という予定でしたが、隔月になりました。合わせの時間を余計に取ることができなかったので、プログラムは日立とほぼ同じです(苦笑)。
ここのところ、気温の変化がとても激しく、体調を悪くしている生徒もたくさんいます。先日のアズールの練習でも、いかにも「疲れた」「眠い」という顔のオンパレード。しかし、私も例外ではありません。体が重く、眠さが取れません。急に気温が下がった上に天気が悪く気圧が下がっているので、体調の維持がとても難しいですね。
午前中に合わせていると、指が思うように動きません。普段は寝起きがよく、起きた直後にフル活動できるのですが、ここ数日は1〜2時間はなんとなく調子がでない。「朝が弱い」という人たちの気持ちが少しばかりわかった感じがします。
今日のプログラム
- モーツァルト:メヌエット
- サラサーテ:アンダルシアのロマンス
- 月の砂漠
- 宵待草
- 赤とんぼ
- ダニーボーイ
- ブラームス:ハンガリー舞曲
- ドヴォルジャーク:ユモレスク
- 夕焼け小焼け
施設の担当者が替わって若い男の方に。初めから何か力が入って、大きな声でご挨拶。モーツァルトを弾き終わった後もなにやらマイクを片手に司会をしそうだったので、「こちらでやります」とちょっと強引にマイクを奪ってしまいました(ごめんなさい)。
日立と違い、顔見知りの方が少ないので、歌も最初は控えめです。楽器を抱えて回ったり、ピアニストが順番に歌ってもらったりしていると、少しずつ声も大きくなります。恐らく認知症なのでしょう、言葉が出て来ない女性が、一生懸命合わせて首を振っているのを見ると、「何かが通じているんだろうな」と感じます。
来月からはまたひとつコンサートが増えます。できるだけたくさんの人に、ちょっぴりでも楽しさを感じていただければと思っています。