今日は、一からスタートする生徒さんの楽器を見に、都内の楽器屋に行きました。お目当ての楽器はあったのですが、そこでまたまたお買い得の楽器を発見!
ドイツの有名メーカーの企画品なのですが、これも15万ほどの定価でとてもヴァイオリンらしいものです。サラサーテの記事を書くための取材をして以来、導入用の楽器の目利きがかなり変わったかもしれません。一度のたくさんの種類を比べてみることは、やはりとても効率よく学べます。
新しく始められる生徒さんを教えるときは、とてもわくわくするものです。生徒さんは何も知らないのですから、教える側の責任も重大です。こちらが何を言っても、生徒さんの方に検証手段がないからです。教える側が心がけることは、一日も早く生徒さんが自分で判断する力をつけることができるように判断力を鍛えることだと思っています。
今回の新入生は、比較的スムースに楽器を持てそうです。楽器が楽にもてるかどうかは、体の大きさ、胸板の厚さ、首の長さ、腕の長さなどといった形状的なものと、力を加えることに筋肉が耐えるかどうか、という目に見えない部分も大きく作用します。何種類かの肩当てを試してみましたが、クンに若干の調整を加えることで何とかなりそう。初レッスンで徹底的に試してみることになりました。