先日、洗濯機が壊れました。しばらくおかしな音が聞こえていたのですが、とうとうご臨終・・スイッチを入れるとすぐに止まり、エラーコードがでます。取扱説明書にも出ていないコードで、サービスセンターに電話。修理に来ていただきました。
修理に来た技術者は、かなりベテランでとっても詳しい方でした。いろいろとお話をさせていただいて、最近の洗濯機事情に少し詳しくなりました。そして、故障した原因も・・・私が特に不注意なのかもしれませんが、知らない方もいるのではないかと思い、ご報告。
● 故障の原因は「ヒートテックの下着」だった!!
動かなくなった直接的な原因は、洗濯槽の下部のプラスチックが溶けて、まわりに癒着してしまったことでした。さらに、回転するプロベラ部分にも癒着が広がって、羽が外せない状態になっていました。手作業でがりがりと癒着部分を剥がし、何とか使えるようにしてもらいましたが、「今度故障したら、もう部品の保管年限を過ぎているので、買い替えた方がいいかも」とのこと。まだ7年目です(涙)
さて、プラスチックが溶けた理由です。「ヒートテックを使ってませんか?」
ヒートテックの素材は、乾燥している時に異常な高温になるそうです。ですから、ヒートテック製品には「乾燥機にかけないで下さい」と書いてあります。しかし・・こういう注意書きは、しっかり見ないことも多いですね。それに、衣類の「乾燥機禁止」は、服が傷むから、とばかり思っていました。まさか、洗濯機がダメになるとは・・・
しかし、洗濯機側には注意書きがありません。なぜなら、ヒートテックが登場したのは、2003年で、この洗濯機が発売になったより後です(涙)。しかし、よく聞いてみると、一番新しい洗濯乾燥機でも、ヒートテックはやはりダメだそうです。当然、「温度センサーはついていないのですか?」と質問しましたが、現在の洗濯乾燥機についている温度センサーは、駆動部には対応していないとのこと。ですから、プロベラの溶解は防げないようです。
しかし・・・
とにかく、電気製品の買い替えのサイクルが短くなりましたね・・・パソコンや携帯に限らず、白物でも、サイクルが短くなっているように思います・・・