名古屋のレッスンは、毎回何か面白いことが起こります。今回は、生徒さんの一人がバンドで使っているというエレクトリックヴァイオリンを持参でのレッスン。アコースティックにピックアップマイクをつけて真似事をしたことはありますが、ちゃんとした5弦のヴァイオリンを弾くのは、私も初めてです。
サイトやストリング誌にサイレントヴァイオリンのセンサーの話を書きましたが、今回引かせていただいたものはセンサーが駒の下ではなく横についています。つまり、縦方向以外の振動も捉えるわけで、これなら子音もつきます。ヤマハの技術者とお話したときには、重力方向のセンサーが主流であるようにお伺いしていたのですが、どうやらこちらの方が「高級品」らしい(苦笑)。子音が付くことはつくのですが、やはりボウイングはかなり違うと感じました。アコースティックのトレーニング用にはならないですね。
5弦あることのストレスはあまり感じませんでした。たしかにやや弾きにくいのですが、慣れてしまえばこんなもの、なのでしょう。詳しいことはどこかに書こうかと思います。
とはいえ、サイレントヴァイオリンを弾いたときはあまり興味をもたなかったのですが、ちょっといじくってみたいと思った次第です。