楽典の理論講座は5回の連続講座を予定しています。その第一回は、楽典を学ぶ前提として、私たちが親しんでいる「クラシック音楽」についての理解を深めていただくために、「音楽理論・総論」と「音楽史概論」を取り上げます。概論は、音楽理論を学ぶことの意味を考え、学ぶべき楽典の全体構造を理解していただくことが目的です。また、音楽史概論を取り上げるのは、音楽の成り立ちを理解するためには、音楽の歴史的理解が欠かせないと考えるからです。
5回の楽典講座全体では、楽器を演奏するために必要な音楽理論の知識だけでなく、楽器の演奏が楽しくなる、また、音楽を聴くことがもっと楽しくなるようなお話をしたいと思っています。
各回ともに、50~80ページほどの資料がつきます。もちろん、この資料だけを読んでも面白いものにするつもりです。みなさんの参加をお待ちしております。
「知って楽しい、演奏に役立つ楽典講座」は第13-16、18回目までの5回シリーズです。
事前に資料を読み講習会でより理解を深めていただくという形式です。
No.13「知って楽しい、演奏に役立つ楽典講座1:『音楽理論・総論』と『音楽史概論』」
- [日時]2011年2月11日(金)14時~18時
- [場所]柏木真樹音楽スタジオ(JR山手線/東京メトロ南北線駒込駅徒歩3分)
- [参加費]4,500円(生徒/グリーン、アズールのメンバーは2,500円)
※事前に資料を送付しますので、参加申し込みはできるだけ早くお願いいたします。
※参加の申し込みは、メールフォームでお願いいたします。
※生徒限定で、資料のみの配布をしてます。[資料代]1,000円
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↓ 楽典講座、5回シリーズの概要です ↓
1)総論(◀イマココ)
- ・楽典の学習方法
- ・楽典の構造を理解する
- ・音楽の成り立ち
- ・音楽の理論を考えるために必要な最低限の歴史的知識など
2)音と音の相対的な関係を形作るもの
- ・音についての若干の考察
- ・音名と音程
- ・リズム
- ・旋律
- ・和音
3)楽譜に書かれていること
- ・楽譜には何が書かれているのか
- ・楽譜の種類
- ・楽譜の書き方の原則
- ・楽語や記号の理解の仕方
4)調性と音律
- ・調とは何か
- ・スケール、和音
- ・音律の簡単な理解
5)和声入門
◆「演奏法入門」
◆作曲家別音楽史